経鼻内視鏡検査
経鼻内視鏡検査とは
カメラの付いた細くて軟らかい胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐ日常生活に戻れます。
気持ちを楽にして検査を受けてください。
経鼻内視鏡検査のメリット
1.苦しくない
■ 挿入時につらくない
■ 吐き気や息苦しさがない
■ 心拍数・血圧の変動が少ない
2.検査中に会話ができる
■ 検査中に医師と同じモニター画像を見ることができる
■ 説明を受けながら、不明点や疑問点をその場で確認することができる
3.すぐに日常生活に戻れる
■ 気分が悪くなければ、車の運転・仕事・家事などがすぐに可能
■ 30~60分後には飲食が可能
検査前の注意点
検査の前日
* 夕食は午後9時頃までに済ませてください。
* アルコールは控えめに。
* 早めに就寝しましょう。
検査当日の朝
* 朝食は摂らないでください。
* 歯磨き、少量の飲水は結構です。
* ガードルやコルセットをつけている場合、検査前に外しておきましょう。
検査当日の流れ
■ 予約時間の20分前には病院に着くようにし、受付を済ませます。
■ 安全に検査を行うため、事前に以下のようなことをおたずねします。
[ 受付・問診 ]
■ 安全に検査を行うため、事前に以下のようなことをおたずねします。
● 薬のアレルギーはありますか?
● 鼻血はよく出ますか?
● 血が止まりにくいことはありますか?
● 血液をサラサラにする薬を飲んでいますか?
● 耳鼻咽喉科で鼻が悪いと言われたことはありますか?
● 肝臓が悪いと言われたことはありますか?
[ 前処置 ]
1.消泡剤を飲みます。
胃の中をきれいにします。
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2.血管収縮薬を両方の鼻にスプレーします。
鼻の粘膜の腫れや充血を取り、内視鏡の通りがよくなります。
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3.鼻腔に麻酔を行います。
局所麻酔なので眠くなりません。
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4.麻酔薬を塗った細くて軟らかいチューブを鼻から挿入します。 鼻の痛みを防ぎ、内視鏡の通りをスムーズにします。
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[ 内視鏡挿入 ]
5.通りのよい方の鼻から内視鏡を挿入します。
検査は5~10分程度です。
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[ 検査後 ]
6.検査結果や治療についての話を聞きます。
すぐに帰宅できます。
注意事項
■ 分からないことがありましたら、遠慮なくおたずねください。
■ 帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たりしたら、連絡するか、ご来院ください。
■ 次回来院の指示がありましたら、必ずご来院ください。